「エクオール」をご存知ですか?

食品で簡単に補える、更年期症状の味方です。
女性ホルモンであるエストロゲンとよく似た働きをし、更年期予防・改善に効果を発揮します。

大豆由来のイソフラボンからつくられる「エクオール」

知恵

その4.女性の不安を希望に変える!エクオール効果

女性ホルモンに似た働きをするエクオール
閉経後にはエストロゲンの代わりに活躍

現在、エクオールには、女性ホルモンのエストロゲン様作用、抗エストロゲン作用、抗アンドロゲン作用、抗酸化作用などが認められています。特に、大豆イソフラボンよりも強く、細胞のエストロゲン受容体(レセプター)に入り込むことでエストロゲンに似た働きをすることがわかっています。受容体にはαとβがあり、特にβ受容体への結合が強いことも報告されています。

エクオールが結合するエストロゲン受容体は、子宮や卵巣、乳腺はもちろん、骨髄や肺、脳など体内の各臓器の細胞膜にあり、場所によって異なる性格を持っています。それによって、エクオールが受容体に結合すると、骨細胞や血管内皮細胞などではエストロゲンのような働きをし、乳腺細胞などでは抗エストロゲン作用を発揮。このようにして、閉経後のエストロゲンが減少した体内では、エクオールがエストロゲンの働きを補うのです。

腸内を整えることも大切

エクオールは大豆イソフラボンのダイゼインが腸内で、ある種の腸内細菌と出会って生まれるもの。大豆食品を多く食べている人ほどその腸内細菌を持つ確立が高いと考えられています。また、青魚や大豆油を食べる人ほどエクオール産生者が多いという研究報告も。大豆には食物繊維やオリゴ糖など腸内を整える成分も豊富なので、普段から大豆を食べて腸内を整えることも大切なようです。

男性の前立腺肥大にも有効?!

女性だけでなく、男性のエイジングにもエクオールは効果を発揮します。男性の前立腺肥大の原因はジヒドロテストステロン(DHT)という活性型男性ホルモン。テストステロンという男性ホルモンが、5αリダクターゼという酵素によってジヒドロテストステロンに変わることが問題とされていますが、エクオールは5αリダクターゼを阻害し、さらに、ジヒドロテストステロンと結合して働きを抑えてしまうといわれています。そのため、エクオールは、前立腺肥大の予防に有効なのではと考えられているのです。

更年期予防・改善に効く食品成分とは?

女性ホルモンであるエストロゲンとよく似た働きをする「エクオール」を知っていますか?食品で簡単に補える、更年期症状の大きな味方です。

ゆらぎ世代の女性にエクオール