知恵
その3.女性たちにエクオールが必要なワケ
更年期 = 更年期障害ではありません
更年期は誰にでも訪れる「期間」で、ホルモンバランスの乱れにより、体や心にさまざまな不調があらわれやすくなります。更年期にあらわれるこのような不調を更年期症状といいます。体の不調が、生活に支障をきたすレベルになると「更年期障害」という病名がつくのです。
更年期障害には、女性ホルモンの減少だけでなく、仕事や家庭のストレス、親の介護などの「環境要因」と、几帳面さや考え方などの「気質要因」が関連しています。生活環境やストレスなどにも影響を受けるのです。
つまり、更年期は自分の体を見つめ直す大事な時期。自分の体と向き合い、自分の置かれた環境を見直し、心身のケアを強化していく時期なのです。
女性ホルモンの減少で脳が混乱、自律神経も乱れやすくなります。
女性ホルモンは、脳の視床下部からの指令により卵巣から分泌されます。視床下部はさまざまなホルモンの分泌をコントロールするとともに、体温調節や呼吸、消化機能の調節、精神活動などを司る自律神経のコントロールセンターの役割を担っています。ところが、卵巣の機能が衰えると、脳がいくら「ホルモンを出せ」と指令を出しても分泌されません。すると、脳がパニックをおこして通常の何倍もの指令を出すために、異常な発汗、イライラ、めまい、頭痛、肩こり、不眠などの症状があらわれるのです。
「女性ホルモンの働きを補う」「自律神経を整える」ことが大切
更年期は女性ホルモンの激減期。この変化の時期をできるだけ穏やかに乗り切るには、まずは減少する女性ホルモンの働きを補う対策が重要です。女性ホルモンの働きを補うと注目されているのが、大豆イソフラボン。食事で大豆や大豆製品をとるのはもちろん、より効果が得られそうな「エクオール」をとるのも理想的です。
また、しっかり歩いたり、運動をして筋肉を動かすことで、代謝も高まり、骨粗しょう症や生活習慣病の予防にもなります。乱れがちな自律神経を整えるためにも、好みのリラックス法をとりいれて、ストレスケアにとりくむことも重要です。10年20年先の元気と美しさのためにこの時期に適切なケアを心がけましょう。
更年期予防・改善に効く食品成分とは?
女性ホルモンであるエストロゲンとよく似た働きをする「エクオール」を知っていますか?食品で簡単に補える、更年期症状の大きな味方です。
ゆらぎ世代の女性にエクオール
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