乳癌検査に関するリサーチ結果

今回は、乳癌の早期発見のための「自己検診」の有効性と適切な頻度について、調査した結果をまとめます。

自己検診とは?

ご自身で乳房の異常を見つけるセルフチェックのこと。目視により形、大きさに異常がないか確認する方法と、実際に触れることでしこりの有無を確認する方法があります。

医師の約9割が「自己検診は有効」と回答

質問:自己検診は乳癌の早期発見に役立つか?回答:はい89%|いいえ11%

乳癌の早期発見に有効とされる「自己診断」ですが、医師回答によると89%の医師が「はい(効果がある)」と判断しています。

「いいえ(効果がない)」と回答した1割の医師には、「意味はないと海外のペーパーにあるが、日本人は乳房が小さいため意義はあるかも知れない。」と、海外でのスタンダードを根拠とした方のほか、「触診で発見可能なレベルは進行乳癌の場合も多く経験します。」と自己診断の限界についてコメントされた方もいます。自己検診の結果で安心せず、定期的な乳癌検診も行うことが重要と言えるでしょう。

自己検診の適切な頻度は「月に1回程度」

質問:自己検診の適切な頻度は?回答:月に1回程度72%|2~3か月に1回程度21%|半年に1回程度4%|1年に1回程度3%

次に、「自己検診は乳癌の早期発見に役立つ」と回答した医師に「自己検診の適切な頻度」についての質問を行いました。

7割以上の医師が「月に1回程度」と回答。「2~3か月に1回程度」と回答した医師を含めると全体の9割にのぼります。少なくとも3か月に1回、理想的には月1回の自己検診を心がけると良さそうです。

「医知恵」では、トップページに「乳癌ナレッジ」という乳癌情報のまとめコーナーがございます。こちらで今後乳癌の自己検診の方法についての情報を提供する予定です。

調査概要

  • 医療従事者専用サイトm3.com会員で乳癌診療を行っている医師
  • 調査期間:2012年8月30日 - 2012年9月5日
  • 有効回答者数:79

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